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クリード チャンプを継ぐ男



観てきました。

感想を書こうと思いますが、ストーリーについてネタバレもしちゃいますので、ネタバレを見たくないという方は引き返してください。





【ストーリー】

この映画の主人公の名前は「アドニス・クリード」
元ヘビー級世界チャンピオンのアポロ・クリードの息子です。

ちょっとややこしいのが、アポロ夫婦の間に産まれた子ではなく、アポロの愛人の息子だという事です。

アポロは「ロッキー4」の時にロシア人ボクサー、ドラゴとの試合で命を落としています。
その時に愛人のお腹の中にいた、という設定です。

その愛人の母親はアドニスを産んですぐに亡くなってしまったとのことで、アドニスは施設をたらい回しにされて育ちます。

そんな彼を引き取ったのがアポロの奥さん、メアリーです。

血は繋がっていないけど、アポロの遺した息子を自分の本当の息子として育て、一流の大学を卒業させ、大企業に就職させました。
父親と同じボクサーにだけはさせたくないと願って。

しかし、アポロの血が流れるアドニスはボクシングの世界に惹かれ、会社を退職し、プロを目指します。

母親からは反対されているので家を出て、かつてアポロのいたジムへ向かいます。

しかし、ジムの面々はアドニスにボクシングを教える事を拒否します。
彼の父親がかつてリングの上で死んでいるからです。

最後に頼れる人はと思いついたのが、アポロの親友だったロッキーの存在でした。

ロッキーの住むフィラデルフィアへやって来て、ボロアパートを借り、ロッキーの元へコーチを頼みに出向きます。

アポロの息子と名乗るアドニスが現れ驚くロッキーですが、彼はコーチを断ります。
理由はアポロのジムの面々と同じで、親友の息子をリングの上で死なせたくないから。

それでもしつこく毎日頼みに来るアドニスに負け、ロッキーはコーチを引き受ける事になります。


~ここまでの捕捉&感想~

この時のロッキーの現状は、イタリアンレストラン「エイドリアンズ」の経営者で69歳。
前作でもすでに妻のエイドリアンが病気で他界していましたが、今回はそのエイドリアンの兄でロッキーの親友のポーリーもすでに他界しています。
息子は恋人とともにカナダに移住しているらしく、老年のロッキーは孤独な生活をしています。

そんなロッキーの日課となっている墓参りのシーンがまた泣けます。

「ようポーリー、誕生日おめでとう。忘れてないぞ。好きなだけ飲んでくれ」と言い、彼の墓の前にウィスキーの瓶を起き、エイドリアンの墓にはバラを一輪。
近くの木に立て掛けてある彼専用の折り畳み椅子を置いて座り、「さて、世間ではどんな事が起こっているのかな?」と言いながら新聞を読み始めます。

とても悲しい光景ですが、これが今のロッキーの日常となっている事をわかりやすく描いています。

1つ面白かったのは、アドニスとロッキーのジェネレーションギャップ。

アドニスのコーチを引き受けたロッキーは練習メニューを紙にメモして渡すのですが、アドニスはそれをスマホのカメラでパチリ。「ありがとう」と言って去っていくアドニスにロッキーは「携帯を無くしたらどうするつもりだ?」と問いかけ、「クラウドに保存されてるから大丈夫!」と答えるアドニス。
「クラウド(雲)?ってどういう事だ?」と、全く話の噛み合っていないシーン(笑)

そもそもロッキーは練習メニューを書いてる時も「シャドーボクシング」という単語が書けずに悩んでいたり、学校中退のロッキーと高学歴のアドニスの対比も面白かったです。


【ストーリーの続き】

アドニスは当初、ミッキー(ロッキーのコーチ)のジムで練習してましたが、ロッキーがコーチを引き受けて以降、そのジムの現在の経営者がジムNo.1のボクサーとアドニスを試合させてみないかと持ちかけます。

~捕捉~
そのNo.1ボクサーというのは現・経営者の息子で、ロッキーにコーチしてもらいたいと思っていたが、ロッキーがアドニスのコーチを引き受けたので面白くなかったため。

なので、対戦相手と同じジムで練習するのは良くないと言い、ロッキーはアドニスを別のジムへ移籍させます。

そして6週間後、アドニスのプロデビュー戦。
世間に「アポロの息子」とわかると色々と面倒という事で、母方の姓を名乗り「アドニス・ジョンソン」としてデビュー。

この試合シーンが凄いのですが、1ラウンドを丸々ノーカットで撮影。まるで本物のボクシングの試合を観ているようで、リアルで迫力がありました。

結果はアドニスのKO勝利。

しかし翌日、早速アドニスがアポロの息子だとバレてしまい、新聞記事に載ってしまいます。

これに目をつけたのが、現・世界チャンピオン、コンランのマネージャーです。

コンランは35戦無敗で実力は確かなのですが、キレやすい性格が災いしてトラブルを起こしまくり、根は妻子のためにボクシングで頑張りたいと思っている男なんですが、試合がなかなかできない状態。

そこでアポロの息子との試合であれば客も集まるし最高に盛り上がると考え、試合を申し込みます。

条件はアドニスが「クリード」の名で試合に出る事。

悩んだ末に試合を引き受ける事になったアドニスとロッキーですが、ここで悲劇が訪れます。

アドニスの練習中、突然嘔吐して倒れるロッキー。

診察の結果は癌。

医者は「幸いまだ初期なので、化学療法をすれば治る見込みはあります」と言うが、化学療法を拒むロッキー。
アドニスも「治療を受けてくれ」と願うが、それでも拒否。

「人生最後の日にどうしたい?と聞かれたら、俺は最愛の妻と穏やかに暮らしたいと答える。だが、俺にはその願いは絶対に叶わない。だから自分が病気になったらジタバタしないで受け入れようと心に決めていた」と語るロッキー。

その言葉に対し落胆し、怒るアドニス。
「アンタにはもう家族はいないのかもしれない。でも、俺のために生きようとは思ってくれないのか!?」と。

「俺はチャンピオンと戦う。だからアンタは病気と戦ってくれ。二人で戦おう」

この言葉でロッキーは治療を受ける事を了承します。

それからロッキーは入院し、アドニスはジムでの練習の他、ロッキーの病室で腕立て伏せやシャドーボクシング、病院の階段でダッシュなど、ロッキーのそばで練習を積んでいきます。

そして化学療法の作用によって髪が抜け落ちていくロッキー。

試合当日。アドニスの控え室にプレゼントが届く。
それはボクシングを反対していた母親から、かつてアポロがロッキーとの試合で穿いていたのと同じ、星条旗のデザインのトランクス。腰には「CREED」の文字。

「俺のためでも父親のためでもなく、自分自身のために戦え」と語るロッキー。

そして試合開始。

昔のロッキー対アポロの時と同様、アポロの息子とはいえプロ1戦の新人対35戦無敗のチャンピオンとの戦い。誰もアドニスが勝てるとは思っていない試合。

ところが見事な粘りで最終ラウンドまで戦い抜き、結果はアドニスの判定負け。
チャンピオンはこの試合で引退を表明し、「次のチャンピオンはお前だ」と、今まで「親の七光り」と言い続けていた事を詫びます。

そしてロッキーも、「俺も絶対に病院に勝ってみせる」と約束し、二人はフィラデルフィア美術館の階段を登り、街の景色を眺めながら誓うのでした。




~感想まとめ~

もう、涙が止まりませんでした。

ロッキーファンだからって事もあるかもしれませんが、ロッキーを抜きにしても、単体としてもよくできている作品でした。

なんというか、ロッキーっぽさはたしかにありました。が、全体の雰囲気はあきらかに今までのロッキーシリーズとは違う。しかし、ロッキーシリーズへの敬意はビシバシと感じる。そんな感じでした。

音楽も歴代のBGMはほとんど使わず、最後の要所で上手く使うという巧みさ。

是非ともスタローンに「ロッキー・バルボア」役でアカデミー賞の助演男優賞を獲って悲願を達成して欲しいと思います。


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