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俺とロッキー

俺と『ロッキー』の出会いは中学1年生の時。

なので1993~1994年頃だったはずです。

テレビで『ロッキー4/炎の友情』がやっていたのを観ました。

けど、最後まで観れなかったのです。

ウチのテレビのチャンネル権は当時親父にあり、親父は野球を観ていました。

しかし途中で親父は寝てしまい、野球中継の後に始まった金曜ロードショーか何かの『ロッキー4』を観たのが最初でした。

当時の俺はボクシングのルールもよくわかってなく、シルヴェスター・スタローンという人物も知りませんでした。

野球中継の後に始まった『ロッキー』もよく知らず、「筋肉ムキムキの外人さんが戦っている映画」くらいの印象でした。

当然、その『ロッキー4』が4作目という事もわからず、なんとくボーッと観てたわけです。

アポロがドラゴと戦うあたりで親父が目を覚まし、チャンネルを変えてしまったので、その日はそこで終わりました。

後日、母親がレンタルビデオ店に連れていってくれた時、「好きなのを選んでいいよ」と言うので、俺は先日の『ロッキー4』を思い出しました。

あの日テレビでやってた映画のタイトルも覚えてませんでしたが、たしか『ロッキー』だったよな、と思い、探しました。

パッケージを見てあの日の映画が『ロッキー4』だったと確信し、「どうせなら1から見よう」と思い、『ロッキー』を借りて観ました。

これが俺にとって、はじめて字幕で観た映画です。

最初の印象は、「あれ?こないだテレビでやってた4よりも地味だな」でした。

ですが、どんどんと引き込まれ、ラストでは号泣していました。

映画に限らず、物語を観て泣いたのはこれが初めての経験でした。

ボクシングのルールもよくわかっていない当時中1のガキが、ボロボロ涙を流して泣いたのです。

子供ながらに「この映画は凄い作品だ!」と思いました。

それからシリーズを全てレンタルで観ました。※当時は5まで

そしてこの映画がアカデミー作品賞を獲得していた事を知り、シルヴェスター・スタローンのファンになりました。

同時にスタローンがラズベリー賞の常連だという事も知り、憤慨もしましたが(笑)

今思うのは、そういった前情報を一切知らずに『ロッキー』という作品に出会えた事、そして、変な前情報を知らずに『ロッキー』という作品を観て、自分の感性のみで感動して泣き、これが素晴らしい作品だと思えた事を誇りに思えます。

当時の俺はいじめられっ子でした。

ですが、この作品に出会ってからいじめられなくなりました。

それは別に俺がケンカをするようになったわけではありません。

俺の中の何かの意識が変わったのだと、今では分析しています。

それまでの俺は、やられっぱなしでしたが、『ロッキー』と出会ってからは「うるせー、やめろ!」と反論するようになりました。

だからと言ってケンカが強くなったわけではないですが、いじめる側からすれば、楽にいじめる事ができるからいじめる対象だったわけです。

それが反発され、いじめる事が楽ではなくなったから、なのではないかと思います。

ロッキーは俺に「感動して泣く心」と「いじめに屈しない勇気」を与えてくれたのです。

それから長い年月が経ち、『ロッキー・ザ・ファイナル』で復活をしてくれて、さらに『クリード』シリーズで、老人になりながらも俺に「人生」を教えてくれています。

俺の親父より2つ年上という事もあり、ほぼ親父と同世代なので、俺のもう一人の親父と思っています。

何か恩返しがしたい。

せめて何か恩返しがしたい。



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