久々の漫画レビュー

皆さん、こんにちは。


今回は久しぶりに漫画レビューを書きます。


何の漫画のレビューかと言いますと、

先日さま'zさんのブログでも紹介されていた



「よつばと!」の10巻です。




よつばと!10巻






最初は書こうかどうしようか悩んだんですが、

さま'zさんも「書いちゃえ!」と仰っていたので

書いてみようと思います(笑)



まぁ本当のところはですね、僕(2人目)が書くことによって、

「そんなに面白い作品なんだ?」

と思っていただけたら嬉しいなーとゆーのが狙いです。







※内容に関してネタバレ多めなのでご注意ください。











さまずさんも書かれていますが、この作品の中心人物は

主人公のよつばです。








小岩井よつば


小岩井よつば(5歳)


毎回、特に大袈裟な出来事は起こりませんが、

子供(よつば)の視点から見ると、毎日が新しい事の連続。


そうそう、そう言えばこの漫画のキャッチフレーズは

いつでも今日が、いちばん楽しい日

大人にとっては当たり前になっている出来事を

もう一度よつばと一緒に楽しめる漫画です。



・・・という詳しい解説は、すでにさまずさんの方のブログで

わかりやすくレビューしてくれました。

なので、さまずさんも仰ってましたが、せっかくの2番目なので

違う視点からの楽しみ方をレビューしたいと思います。



違う視点とゆーのは何?と言いますと、この作品、当然ですが

主人公のよつば以外にも登場人物はいます。

それは、「大人たち」

子供視点でも楽しめますが、よつばの周囲の大人たちの視点からも

楽しむ事ができるんです。


まず・・・





とーちゃん


とーちゃん(本名、年齢、不明)


よつばのお父さんです。

よつばは「とーちゃん」と呼び、お隣さんとかは

「よつばちゃんのお父さん」とか「小岩井さん」とかしか呼ばないので

フルネームは不明です。









ジャンボ

ジャンボ(本名・竹田 隆)


父ちゃんの友人で、「ジャンボ」というのは、あだ名です。

とにかく体がデカイ。

アウトドアな方面に多趣味な、花屋の息子です。




お隣に住んでる綾瀬家の人々







あさぎ

長女・あさぎ(大学生)






風香

次女・風香(高校生)






恵那

三女・恵那(小学生)






綾瀬家・母

綾瀬さんちの母ちゃん







綾瀬家・父

同じく、父ちゃん




お隣の綾瀬家の人々です。

父ちゃん以外では、一番接する事の多い大人たち。

よつばは毎日お隣に遊びに行きます。

自由に玄関のドアを開けて、自由に出入り。

「お邪魔します」の一言もありません(笑)



他にも多数いますが、みんな「いい人」ばかり。

そして、みんなよつば(子供)への接し方が上手いんです。


果たして目の前によつばのような子供がいたとして、

自分は彼らのように「いい大人」として接する事ができるだろうか?

そんな風にも思わされます。


その最たる例が、とうちゃんです。


家の中ではTシャツにパンツ一丁という姿の父ちゃん。

洗い物を溜め込んだり、布団が出しっぱなしだったり、

普段から結構だらしない姿を見せまくっている人物ですが、

よつばへの接し方というのが絶妙なんです。



たぶん、この「よつばと!」を読む時、男性の読者ならば

多くの人がこの「とーちゃん」視点でよつばを見ると思いますが、

僕の場合、「こんな態度できねーなー」と思うばかり。


よつばは子供なので、ただ可愛いばかりではなく、時には

叱ってやらなきゃいけないようなイタズラもします。

今回の10巻では、よつばは嘘をつきます。






よつばとうそ1

よつばが家の中でボールを投げて遊んでいたら、運悪く

食器を割ってしまいます。


「どうしよう・・・」と、オロオロするよつばの背後から

父ちゃん登場。割れた食器を発見します。

それに対し、よつばは・・・









よつばとうそ2


「まどからボールがとんできた」とか

「てじなしのひとが・・・」とか、嘘をつきます。

まず父ちゃんの偉いところは、その嘘ストーリーにもちゃんと

付き合ってやってるところ。

頭ごなしに怒らず、まずは黙ってよつばの言い分を聞きます。







よつばとうそ3


そして最終的によつばは、

「よつばのなかに うそつきむしがはいってきて・・・」

と、全て「うそつき虫」という虫が全部悪いのだ!と開き直ります。



さて、それに対し父ちゃん。

そのまま黙って立ち上がり、「よつば、出かけるぞ」と

よつばと手をつないで出かけます。


顔は怒っていないし口調も優しいが、無言で歩く父ちゃん。

不安になるよつばは、「どこいく?」と尋ねます。

「よつばは本当はいい子で、嘘つき虫が悪い。

だから嘘つき虫を退治してもらいに行くんだ」

ここでも父ちゃんは、あくまでもよつばの嘘設定を信じている態度。

よつばは、

「もしも、うそつきむしじゃなくて、よつばが

うそついてたらどうなるの?」

と、「もし」という前提で父ちゃんに探りを入れます(笑)

父ちゃんは、「うーん、よつばが食べられちゃうかもなぁー」と

サラッと言い、「大丈夫、よつばはいい子だろ?」とフォロー。







よつばとうそ4


やって来た先は、近所のお寺。

仁王の像を見た瞬間、「ぎゃー!」と泣き叫ぶよつば。





よつばとうそ5


父ちゃんは「仁王さんに悪い嘘つき虫を退治してもらおう」と、

よつばを仁王像の柵の中に入れます。







よつばとうそ6

柵の中から逃げられないよつばはやがて、

「ごめんなさい~~」

と、素直に謝ります。


そして、父ちゃんはよつばを柵の外に出し、「じゃあ、帰ろう」と

よつばを抱っこして帰ってゆきます。



帰り道、まだ泣き止まないよつばに、父ちゃんは言います。

「お茶碗割ったのは別にいい。窓ガラス割ったのも

 コーヒーこぼしたのも、別にいい」

「…また、おさらわっちゃっても?」

「別にいい。失敗するのはよつばの仕事だ。でも嘘はつくな。な?」


よつばは「うん。もう、うそつかない」と約束します。


よつばが茶碗を割ってからこの場面まで、父ちゃんは一度も

「コラ!」というような厳しい叱り方はしていません。

最初から一貫してよつばの理解者としての立場を貫きつつ、

「嘘はついては駄目」という事を教えました。








よつばとうそ7

しかもこの父ちゃん家に帰った後、皿を割る原因になったボールを

壁に投げて「面白いな、これ」と言って、よつばと一緒に

ボール遊びをする始末。


もし、ただ怒鳴って叱るだけだったなら、もしかしたら

「ボール遊びをすると怒られる」と、勝手に拡大解釈したかもしれませんが

「ボール遊びをしてた事自体は悪くない」「嘘をつく事が悪い」と

何が良くて、何が悪い事なのか、ちゃんと線引きをして教えているのです。


それが計算なのか、天然なのか、読み辛い父ちゃんではありますが(笑)





嘘をついた子供に対してとる態度。


何が正解なんて対応は無いかもしれませんが、

こんな接し方の出来る小岩井家の父ちゃん。


主人公のよつばにも負けない、魅力的なキャラクターです。



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コメント

非公開コメント

No title

理想的な父親ですね

私も最初はそうだったんです

このパパと同じように接していました

でも

でも

「遊んだらちゃんと片付けないとサンタさんが見てるぞ!プレゼントもらえないぞ!!」

最近こればっかり言ってます

まぁ子供が大きくなるとそんなもんです

No title

>取鳥の左で擦ると利き手じゃないから子持ちイイヨ!マッピー義兄さん!

「子持ちいい」って何ですか?

教えてマッピー義兄さん!!

No title

↑自分のコメントに自分でつっこんじゃってる緑のおじさんと
僕も最近はおんなじことを娘に言ってますww

「サンタさんが上から見てるぞ!!たまごっち貰えないぞ!!」って。

この時期は 父 < サンタ の図式ですな。


叱り方って、非常に難しいですね。

時には引っ叩いて怒ることもあります。

怒っちゃダメなんだろうなぁ、叱らなきゃダメなんだろうなぁ。

No title

我が家では
「サンタなんていない!」と教えてます!

「クリスマスプレゼント?じゃあ今度の日曜日、トイザらス行くか!」
って感じです!




それはそうと・・・

この記事、緑のおじさんに食べられちゃってますよ!!!

No title

とうちゃんの切り返しはいつもながら惚れ惚れします
風香に向かって「そのままでもかわいいけと思うけど」
そんな切り返しが出来るのはイケメンだけですけどね!

No title

子供のウソって、わかりやすいー。

あ、ちなみに自分は、
この漫画のよつばちゃんくらいのころ、
社宅に住んでて、遊んで帰ってくると、どれも
似たような玄関のドアのせいで、
隣の人の家の布団で昼寝をよくしてたそうです。

隣人のおばちゃんが、添い寝してくれてたそうです。
その時、叱られはしなかったけど、親に、
何か言い訳みたいのはしたと思う。覚えてないけどw

Re: No title

>取鳥の子供と手をつなぐ時、左手だけは使わないようにしているぞ!さん



>理想的な父親ですね
>私も最初はそうだったんです

あの・・・説得力が・・・(笑)

これが『ボケて』のボケだったら、間違いなく
「・・・・・・」とコメントしてます。

「子持ちいいぞ!」???

知るか!!(笑)

Re: No title

>クッタスさん


この時期はどこもそうなんでしょうねww

僕は誕生日がクリスマスに近いせいで
子供の頃から誕生日とまとめてお祝いだったので
サンタさんを信じてた期間は短かったです(笑)

Re: No title

>ファンキーガッツマンさん


な、なんて夢の無い!!www

じゃあ、娘さんが「弟が欲しい」ってサンタさんにお願いしたら
どうなるんですか?

まさかそれも「大人のトイザらス」に行くんですか!?

・・・すんません、取り乱しました。


あ、ご報告ありがとうございます。

緑のオジサンの記事、見ました(笑)

Re: No title

>さまずさん


たしかに父ちゃんの切り返しは見事ですよね。

僕は4巻(だったかな?)で、よつばが
「つくつくぼうしは セミでした!」
と言った時の、

「うっそだぁー」が大好きです。

Re: No title

>ponさん


そうなんですよ。

大人からすればバレバレなんだけど、
必死に知恵を絞って考えてるんでしょうね。

それがまた微笑ましかったりするんですが。

自分の子供の頃・・・

あまり覚えてないなぁ・・・

プロフィール

マッピー

Author:マッピー
マッピー著
『たまぁに本気でムラムラするブログの書き方』

1260円
フランス書院より
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